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業務用エアコンが突然の停止。なぜ? 解決策はこちらから

エアコントラブルの解決方法
その原因からDIY修理と業者依頼まで

突然のエアコンの停止。ビジネスの運営で重大な影響が発生していることと思えます。
例えば、コンビニエンスストア・スーパー・各種店舗に於いて、猛暑が続く夏日に発生すると、店舗内の温度は急上昇、アイスクリーム等の冷菓の被害は大きくなります。

また、お客様へ・従業員への快適な環境の提供を失うこととなります。
突然のエアコン停止に発生する問題点と、その対処方法について詳しく見てみましょう。

エアコン停止の原因と確認方法

最初に確認すべきことは、壁についているリモコンのエラーコード表示です。
それがトラブルの原因を示しています。

例えば、下記の画像の表示は、P5です。
これは、結露水の排水が出来ない状態で、エアコンが停止していると予測されます。

下記のリモコンスイッチの画像を確認してください。

① 壁に取り付けてある業務用エアコンのリモコンスイッチの表示画面(赤丸枠内の記号=エラーコード)を確認する。
この画像では、P5を表示しています。(各メーカーにより、表示個所は異なります)

エラーコード表を確認します。

リモコン表面にメーカー名が表記してあります。

(ドレン詰りの場合のコードのみを記載しています)

メーカー名エラーコード
ダイキンA3
三菱電機P5
日立
01
パナソニックE2
東芝キャリアP10
三菱重工E9
≪注意する事≫
長年使用してあるエアコンは、フィルターの止め金具等が破損していることがあるので、フィルターの脱落に注意してください。

 

② ゴム栓を外して、ドレンパン(排水トレー)内の結露水を抜きます。

グリルを開けると、角隅に黒い10円玉くらいの大きさのゴム栓が現れます。

これを外して、エアコンのドレンパンに溜まっている水(結露水)を抜きます。

 

③ 水抜き作業に入ります。

初めてゴム栓を外す場合は、ゴム栓の周りに黒いシール材がしっかりとついています。
カッターナイフで注意しながら、切り込みをゴム栓周りのシール材にに浅く入れ、シール材を取り外します。

片手に、バケツをしっかり持って、溜まっている水を受けてください。

 

④ 注意しながら、ゴム栓を抜きましょう。

結露水と共に、汚れが飛び出てきます。
水抜きが終わったら、ゴム栓をしっかりと元に戻します。

 

その後、グリルを閉じて試運転してください。 エアコンのスイッチを入れて、正常に運転するか否かを確認してください。
ご自身での簡易修理で回復が見込めない場合は、専門業者(当店「クリーニングサービスまたは、メーカー修理受付窓口)への修理依頼が必要です。

 

2. 業務用エアコンクリーニング専門業者へ依頼

ドレンパンの水を抜いても回復しない。
では、エアコン内部はどのようになっているのでしょうか?

修理専門店は、エアコン内部の状態を確認するために、業務用エアコンを完全分解します。
その内容を説明します。

① エアコン内部を分解点検

このトラブルで良く発生している事例です。
ゲル状の固形物が発生し、トラブル(エアコンの停止)を発生させていました。


ドレンパン内部に、
ゲル状の固形物が発生している。

ドレンポンプが、詰まっている。

《ゲル状の固形物》とは、
エアコン内は、結露水で水分が発生し、温度が15℃以上になります。
コンビニ店・飲食店ではフライヤーでの唐揚げや焼き魚等を調理時に油脂分を含んだ煙りが発生。エアコンはこの煙を吸い込みます。
それらの油脂分・有機物等が養分となり、ドレンパン内にゲル状の固形物(スライム)が発生します。

特に夏期(除湿期間)は、水分条件が成り立つので繁殖しやすくなります。

 

② 業務用エアコンクリーニングで高圧洗浄をします

エアコンを完全分解後、除菌洗浄剤で高圧洗浄で固形物や汚れを落とします。

ドレンパンと送風ファンが、
きれいに仕上がりました。
ドレンポンプ内部の固形物も
洗浄されて、きれいに。

 

定期的な業務用エアコンクリーニングを
おすすめ致します

特に夏期(除湿期間)は、水分条件が成り立つのでゲル状の固形物(スライム)は繁殖しやすくなっております。
このような問題を回避するには、定期的に業務用エアコンクリーニングでエアコン内部を清掃する必要があります。
業務用エアコンのトラブルは、ビジネスの運営面に大きな影響を与える可能性があります。

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